ご挨拶

代表取締役会長兼社長 下村 隆彦

M&A、業務提携など
あらゆる可能性を模索し成長を目指します

株主の皆さまにおかれましては、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、2024年6月期において6ホームを開設しました。また連結子会社である株式会社ライクにおいては介護付有料老人ホーム1ホームを事業譲受し、当社グループの運営ホーム数は91ホーム、居室数は6,159室となりました。2025年6月期におきましては、13ホームの開設および取得を予定しており、当社グループの運営ホーム数は104ホーム、居室数は7,113室となります。

不動産事業では、仲池上案件、宝塚小浜案件の売却を予定通り第4四半期に完了しました。今後とも、豊富に仕入れる不動産情報を活かし、介護事業に次ぐ第2の事業の柱として推進してまいります。

新規事業においては、新たにAI技術を用いた介護事業者向けサービス「虐待防止システム」の早期事業化を目指しております。新規事業の創設および積極的なM&Aによる複合事業化を実現させることで、中期目標「連結売上高1,000億円以上、連結経常利益100億円以上」の達成を目指してまいります。

介護現場におけるDX化も着実に進行しており、業務の効率化・省力化により創出された時間を本来の業務に充てることでサービスの質の向上につなげるとともに、スタッフの負担軽減を図り、本格的な人材の需給ギャップへの対策としてまいります。

サステナビリティに関する取り組みでは、「アートギャラリーホーム」「ヤングケアラー支援」に加え、子どもの貧困に取り組むNPO法人との協働が2025年6月期より本格始動いたします。

今後も社会に広く貢献できる企業となるよう努めてまいりますので、株主さまをはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまにおかれましては、末永くご支援賜りますよう、引き続きよろしくお願い申し上げます。

2024年9月

代表取締役会長兼社長 下村 隆彦